出力のフォーマット
DPRNTステートメントを使用すると、プログラマーはフォーマットされたテキストをシリアルポートに送信できます。任意のテキストと任意の変数をシリアルポートにプリントできます。DPRNTステートメントの形式は
次のとおりです。DPRNT [<text> <#nnnn[wf]>... ] ;
DPRNTはブロック内における唯一の指令でなければなりません。前の例において、<text>はA~Zまたは文字(+、-、/、*およびスペース)のいずれかです。アスタリスクが出力されるとスペースに変換されます。<#nnnn[wf]>は変数で、その後にフォーマットが続きます。変数は任意のマクロ変数でも構いません。フォーマット[wf]は必須であり、角括弧に囲まれる2桁で構成されます。マクロ変数は全体部分と端数部分を伴う実数であることに留意してください。フォーマットにおいて、上1桁は全体部分の出力に引き当てられる桁の合計を指定します。第2の桁は、小数部分に引き当てられる桁の合計を指定します。
WF: 出力に引き当てられる桁の合計はゼロに等しい値または8よりも大きい値を指定できません。例えば、この形式は無効です。[00] [54] [45] [36]
NGC: NGCは、全体および小数部分に0~9の任意の数を使用することが可能です
小数点は全体部分と小数部分の間に印刷されます。端数部分は最少桁へ丸められます。端数部分にゼロ桁が引き当てられる場合、小数点は印刷されません。端数部分が存在すると、末尾のゼロが印刷されます。全体部分には、ゼロが使われている場合でも1つ以上の桁が引き当てられます。
引き当てられた桁よりも全体部分の値の桁が少ない場合、先頭にあるスペースが出力されます。引き当てられた桁よりも全体部分の値の桁が多い場合、これらの数を印刷できるようにフィールドが拡張されます。
すべてのDPRNTのブロック後、キャリッジ・リターンが送信されます。