C軸を原点にして、B軸を-90度回転させます。
インジケーターをテストバーの前面に、スピンドルノーズから約4" 離して配置し、フェルトペンマーカーでテストバー上のインジケーターの位置をマークし、インジケーターをゼロに設定します。
B軸を-45度の位置に回転させ[2]、Y軸の台を動かさずに、インジケーターをフェルトペンのマークに戻します。この値を記録してください。
他のすべての位置[3]、[4]、[5]にも同じように行い、インジケーターの測定値を記録します。
注:すべての位置は45度刻みです。
C = 0およびB = +90で測定値を取得した後、テストバーが開始位置に戻るようにC軸をC = +180に回転させます。
オペレーターのX軸のゼロ位置で測定し、マークされた位置が表示されるようにテストバーを回転させます。
テストバーをX方向にスイープしても真直ぐであることを確認します。そうでない場合は、テストバーのエラーが端から端まで同じになるまでC軸を調整します。この値を記録してください。インジケーターはゼロに戻さないでください。
上記のスイープステップを再度行い、値を記録します。各B軸位置における実行1と実行2の測定値の差を2で割ると、 NTE 0.004インチ になります(実行1はC = 0で、実行2はC = 180です。計算には 検査レポートEA0426 を参照してください)。
注: インジケーターがC = 180に回転した後にテストバーに触れず、Xでスイープに触れない場合、これはC軸のランアウトエラー、前後方向が原因である可能性があります。C軸のランアウトセクションを繰り返し、エラーを修正してください。