1. コンベヤトラフカバー
2. ドリップトレイ
3. 安全スカート

トラフカバー[1]をチップコンベヤに取り付けます。

Jorgensenコンベヤの場合は、（8）の六角ねじとワッシャを取り付けて、トラフカバーを接続し、図のようにコンベヤを動作位置にロックします。

Hennigコンベヤの場合、（4）六角頭ねじとワッシャを取り付けて、トラフカバーを接続、コンベヤを動作位置にロックします。

 注意： コンベアは重いです。

一片の"1" バーストック[1]をリフティングタブの穴に入れます。チップコンベヤ [A] バーストックを、リフトストラップとフォークリフト（図示せず）を使って持ち上げます。

旋盤チップコンベヤポケットと同じ高さになるまでコンベヤを上げます。

 注記：95ガロンクーラントタンクを備えたST-40/45/40L/45L/50/55の機械の場合は、次の手順に進んでください。

バーストックを押して、コンベヤを機械に移動します。これには（2）人以上が必要な場合があります。

 注意： この手順は、95ガロンクーラントタンクを備えたST-40/45/40L/45L/50/55の機械が対象です。

• コンベヤの脚を下げます。
• コンベヤの脚がクーラントタンクにほぼ接触するまで、コンベヤを押し込みます。
• コンベヤから脚を取り外します。
• コンベヤを最後まで押し込みます。
• クーラントの漏れを防ぐために、ボルトをタップ穴に戻します。

 注意： この手順は、ST-10、ST-20、およびST-30旋盤にのみ適用されます。

Hennigコンベヤの場合、図に示すように（4）1/4-20 X 1/2"ボタンヘッドキャップねじ（BHCS）を取り付けて、コンベアを操作位置にロックします。

Jorgensenコンベヤの場合、(2) 1/4-20 X 1/2" BHCSを取り付けて、コンベアを操作位置にロックします。

 注意： この手順は、ST-10、ST-20、およびST-30旋盤にのみ適用されます。

トラフカバー[1]をチップコンベヤに取り付けます。

 注意： この手順は、HennigとJorgensenの両方のコンベアに適用されます。

チップコンベヤを旋盤に押し込みます。

 注記： この手順は、ST-40/45/S/L/Y機種でタブベース成型構造を採用している場合に適用されます。コンベヤーフィラーブラケットは、機械の内部にあります。コンベヤーフィラーブラケットがない場合は、93-4984を注文してください。

ブループレートをコンベヤーフィラーブラケットに交換します。 
注記：ブループレートの固定に使用するボルトと同じボルトを使用します。

これは、コンベヤが完全に押し込まれている間、および前面ドアからコンベヤにアクセスすることによって行うことができます。

チップコンベヤを持ち上げます。

チップコンベヤの下のドリップトレイを、ほぼ図に示す位置までスライドさせます。

注意：トレイを固定するためのファスナーは必要ありません。

ST-40/40Lモデルの場合は、操作する前に脚を開いてロックします。機械を水平にした後、キャスターが床に触れるように脚の高さを調整する必要があります。

コンベヤの上部にあるカバーを開きます。ベルトがスプロケットの周りを移動するときのベルトの張力を確認します。

コンベヤヘッドのいずれかの側にあるベルト張力ねじを締めて、ベルトドライブシャフトを調整し、ベルトからたるみを取り除きます。

 注意： ドライブシャフトがベルトの移動に対して垂直になるように、ねじを均等に調整します。

ベルト張力ねじを調整しながら、コンベヤヘッドにあるレンチでベルトを押し上げます。コンベヤのリフトセクションのベルトの中央でベルトのたるみ[1]を測定します。Jorgensenコンベヤの正しいベルトのたるみは0.25"〜0.38"（6〜10 mm）です。Hennigコンベヤの正しいベルトのたるみは0.12"〜0.25"（3〜6 mm）です。必要に応じて手順2を繰り返します。

各張力ねじにジャムナットを適用して、所定の位置にロックします。

アクセスカバーを取り付けます。

スカート[1]をブラケット[2]に取り付けます。

注意： 図のように、スカートの継ぎ目[3]がコンベヤに面しています。

ブラケットをコンベヤに取り付けます。

チップコンベヤの電源ケーブルをカバーの接続端子に接続します。

ST-10およびST-15機械では、接続端子は機械の右側にあります[1]。

ST-20以上の機械では、接続端子はチップコンベヤ側の機械の背面にあります[2]。

注意： チップコンベヤの電源ケーブルが正しい端子に接続されていることを確認してください。端子はアース端子[3]の形状を見て識別できます。

電源ケーブルを接続するときは、オスコネクタを端子に押し込み、コネクタを時計回りにねじって[4]接続をロックします。

注記：電源ケーブルを取り外す必要がある場合は常に、取り外す前にコネクタを反時計回りにねじる必要があります。

• TL-1    93-1000484
• TL-2    93-1000483

後付けのチップコンベヤの場合は、下の 「後付け」 セクションに従ってください。

新たに設置される機械にチップコンベヤが含まれている場合は、下の 「機械装備」 セクションに従ってください。

チップコンベヤケーブルを、I/O P24からコントローラーの底部から外に出し、クーラントポンプケーブルに沿って配線します。

チップコンベヤの電源ケーブルをPSUP PCBのP10からI/OボードのP25に配線します。

下部ブラケットハードウェアを取り付けます。

チップコンベヤの脚を下げ、ハードウェアを再度取り付けます。

チップコンベヤウィングをチップコンベヤベルトに置き、チップコンベヤをベースに取り付けます。

チップコンベヤウィングをチップコンベヤに再度取り付け、鋳物とウィングの間に隙間がなくなるまで調整します。

チップコンベヤがベース成型で平坦にになるまで、チップコンベヤの脚を調整します。

コンベヤの上部にあるカバーを開きます。ベルトがスプロケットの周りを移動するときのベルトの張力を確認します。

モーター取付けハードウェアを緩め、コンベヤヘッドのいずれかの側にあるベルト張力ねじを締めて、ベルト駆動シャフトを調整し、ベルトからたるみを取り除きます。

注意： ドライブシャフトがベルトの移動に対して垂直になるように、ねじを均等に調整します。

ベルト張力ねじを調整しながら、コンベヤヘッドにあるレンチでベルトを押し上げます。コンベヤのリフトセクションのベルトの中央でベルトのたるみ[1]を測定します。Jorgensenコンベヤの正しいベルトのたるみは0.25"〜0.38"（6〜10 mm）です。Hennigコンベヤの正しいベルトのたるみは0.12"〜0.25"（3〜6 mm）です。必要に応じて手順2を繰り返します。

各張力ねじにジャムナットを適用して、所定の位置にロックします。

モーター取付けハードウェアを締めます。

アクセスカバーを取り付けます。

チップコンベヤスカート[1]をブラケット[2]に取り付け、チップコンベヤに取り付けます。

注意：スカートの継ぎ目[3]は図のようにコンベヤに面しています。

新しいクーラントタンクチップトレーを取り付けます。

チップコンベヤをコントローラーサポートのプラグに差し込みます。

チップコンベヤの輸送用ブラケットを取り外し、機械内部にある心押台ストップハードウェアを取り付けます。

下部ブラケットハードウェアを取り付けます。

チップコンベヤの脚を伸長位置まで下げます。

チップコンベヤをベースから引き出し、チップコンベヤウィングをチップコンベヤベルトに置きます。

チップコンベヤをベース成型に完全に取り付け、チップコンベヤウィングをチップコンベヤに再度取り付けて、鋳物とウィングの間に隙間がなくなるまで調整します。

チップコンベヤがベース成型で平坦にになるまで、チップコンベヤの脚を調整します。

コンベヤの上部にあるカバーを開きます。ベルトがスプロケットの周りを移動するときのベルトの張力を確認します。

モーター取付けハードウェアを緩め、コンベヤヘッドのいずれかの側にあるベルト張力ねじを締めて、ベルト駆動シャフトを調整し、ベルトからたるみを取り除きます。

注意： ドライブシャフトがベルトの移動に対して垂直になるように、ねじを均等に調整します。

ベルト張力ねじを調整しながら、コンベヤヘッドにあるレンチでベルトを押し上げます。コンベヤのリフトセクションのベルトの中央でベルトのたるみ[1]を測定します。Jorgensenコンベヤの正しいベルトのたるみは0.25"〜0.38"（6〜10 mm）です。Hennigコンベヤの正しいベルトのたるみは0.12"〜0.25"（3〜6 mm）です。必要に応じて手順2を繰り返します。

各張力ねじにジャムナットを適用して、所定の位置にロックします。

モーター取付けハードウェアを締めます。

アクセスカバーを取り付けます。

チップコンベヤスカート[1]をブラケット[2]に取り付け、チップコンベヤに取り付けます。

注意：スカートの継ぎ目[3]は図のようにコンベヤに面しています。

新しいクーラントタンクチップトレーを取り付けます。

チップコンベヤをコントローラーサポートのプラグに差し込みます。

新しいクーラントタンクチップトレーを取り付けます。

チップコンベヤをコントローラーサポートのプラグに差し込みます。

機械の電源を入れます。

 HAAS SERVICEポータルにログインします。

チップコンベヤオプション設定パッチファイルをダウンロードします。

注意：オプションファイルは、チップコンベヤキットの注文後、設定ダウンロードページに表示されます。オプションが現れない場合は、サービス部門にご連絡ください。

オプション設定パッチファイルを、制御にロードします。  次世代制御 - 設定ファイル - ダウンロード/ロード 手順をご参照ください。

コントロールペンダントの [CHIP FWD] 、 [CHIP STOP]、および [CHIP REV] ボタンを押してチップコンベヤをテストします。

ここでは、コンベヤの交換用モーターを取付けて配線する方法について、手順を説明します。交換用モーターを受け取ると、モーターケーブルは、以下のいずれかの状況になります。

• ケーブルは、既存の電気ケーブルと一致する場合があります。この状況では、変更は必要ありません。
• ケーブルは、既存の電気ケーブルと一致しない場合があります。この状況では、2つのオプションがあります：
  • 機械の延長ケーブルをバイパスして、新しいモーターケーブルを、I/O PCBに直接接続できます。
  • 古いモーターからケーブルを取り外し、新しいケーブルを取付けることができます。ここでは、その変更を行う方法について、手順を示します。

縦型ミルおよび旋盤には、P/N 93-1224C を使用してください。

横型ミルには、P/N 93-2381 を使用してください。

CDFコンベヤモーターの交換については、「AD0642 - CDFチップコンベヤ - モーターの交換」を参照してください。

キー矢印コンベヤには、マウントプレート[2]が必要なMichuenモーター [1]が付属しています。

交換するモーターが、キー矢印コンベヤのBisonモーター[3]である場合、取付けプレートは必要ありません[4]。 
 注記：将来に必要になる場合は、マウントプレートを廃棄しないでください。

ケーブルクランプ[1]を取り外します。

使用済みのモーターを取り外します。

CHIPC MOTOR 1/8HP 235V 50/60HZ [A]を、コンベヤシャフトに押し込みます。モーターシャフトのスロットを、コンベヤシャフトのキー[2]に合わせます。

モーターを、コンベヤヘッドに取り付けます。

ケーブルクランプ[1]を取り付けます。

電気ケーブルを接続します。

注意：縦型ミルおよび旋盤で、93-1224Cを注文した機種のうち、Jorgensonコンベヤを搭載している場合は、チップコンベヤ ブラケット アダプター[1]およびチップコンベヤ ブラケット アダプターサービス モーターカバー[2]を取り付ける必要があります。

モーター付属のケーブルを変更する必要がある場合は、この手順を実行します。

機械の電源をオンにします。

[CHIP FWD]を押します。

モーターが正しく配線されていれば、チップコンベヤが前進します。

[CHIP REV]を押します。

モーターが正しく配線されている場合、チップコンベヤは後退します。

1. コンベヤ
2. 駆動モーター
3. 電源コード
4. コンベアドライブシャフト／スプロケット
5. ベルト
6. ベルトテンションスクリュー

1. コンベヤトラフカバー
2. ガスケット
3. コンベヤトラフ
4. ダブルチェーンリンクアウター
5. シングルチェーンリンクアウター
6. チェーンスペーサー
7. ベルトピン
8. チェーンリンクインナー
9. ベルトプレート
10. コンベヤトンネルインサート
11. コンベヤーブラケット
12. HHB 5/16-18 X 1
13. コンベヤーランプカバートップ
14. コンベヤーランプカバーサイド
15. コンベヤーランプ
16. コンベヤーシュート
17. コンベヤートラフエクステンション
18. BHCS 5/16-18 X 1 SS

是正措置：

損傷の兆候がないかモーターケーブルを点検します。プラグに焼け跡がないか確認してください。これは、クーラントの汚染が原因である可能性があります。

プラグのモーター電源ケーブルリード[1]のオームを測定します。脚と脚の間に抵抗があるはずです。計測値が開の場合は、モーターまたはケーブルの不良を示唆しています。

プラグの各電源レグから接地レグ[2]までのモーター電源ケーブルのオームを測定します。この計測値は開でなければなりません。

プラグで接地と短絡しているレグがある場合は、モーターの電源ケーブルを外し、モーターシャーシ[3]と各モーター電源リード線間を確認します。計測値が開いている場合は、ケーブルに障害があります。リード線テストが短絡を示した場合、モーターが短絡しています。

是正措置：

I/O PCBでチップコンベヤモーターケーブル140を見つけます。 [CHIP FWD]を押します。針先プローブ付きのマルチメーターを使用して、ケーブルの黒と赤のワイヤー間の電圧を測定します。

誰かに [CHIP REV]を長押ししてもらいます。黒と白のワイヤー間の電圧を測定します。I/O PCBが正しく動作している場合、各電圧の読み取り値は240VACです。

I/O PCBの電圧が正しい場合は、コンベアモーターのジャンクションボックスを開きます。針先プローブ付きマルチメーターを使用して、モーターの電源リード線の電圧を確認します。

電圧がない場合は、モーターとケーブルを確認してください。電圧がある場合は、キャパシタを確認してください。電圧とキャパシタが正しいことを確認したら、モータードライブシャフトとキー溝を点検します。

是正措置：

I/O PCBの右下隅にあるヒューズを確認します（ヒューズタイプ：AGC 5amp）。

• 単相モーター：FU2 [1] /FU3 [2] FU4[3]にはヒューズがあってはなりません。
• 三相モーター：FU2 [1] /FU3 [2] / U4 [3]

モーターまたはケーブルの短絡によりヒューズが飛んだ可能性があります

是正措置：

コンベヤのモーターキャパシタに破損がないかどうかを確認します。損傷したキャパシタは通常、キャパシタのケースに変形や気泡の兆候があります。これは、モーターまたはケーブルの短絡が原因である可能性があります。

モーターのジャンクションボックスを開きます。キャパシタを確認してください。ケースの焼け跡を探します。

キャパシタを測定します。ほとんどのマルチメータは、手動でアクティブ化したときに静電容量を測定できます（正しい測定単位に合わせ、黄色のボタンを押します）。キャパシタのケースに記載されているように、6または9マイクロファラッドでなければなりません。

是正措置：

コンベヤベルトに損傷がないか点検します。

是正措置：

ベルトの張りが正しいことを確認してください。機械の側面にあるステッカーを参照してください。Jorgensenコンベヤーの正しいベルトのたるみは0.25"〜0.38"（6〜10mm）です。Hennigコンベヤーの正しいベルトのたるみは0.12"〜0.25"（3〜6mm）です。

[CHIP FWD] を押してコンベアを運転します。コンベアが逆走する場合は、モーターの配線を確認し、正しく配線されていることを確認してください。下記の配線図を参照してください。