4.1 SR - 取り付け

SR - 取り付け

AD0779

Introduction

この手順では、SR-3015機械の取付けについて説明します。

必要な工具：

  • 気泡水準器
  • 1-1/8"のレンチ
  • 磁気ベース (オプション)

SR-3015はフォークリフトで持ち上げることができます。SR-3015を持ち上げる方法の詳細については、 Pre-Installation Guide (設置前ガイド)、または機械に備え付けられている機械持ち上げプラカードを参照してください。

注記：SR-3015は、すでにペデスタルに配線されているL15-30Pプラグ付きの状態で到着し、L15-30Rレセプタクルの電源をオンにする必要があります。

Remove Rust inhibitor

取り外しを簡単にするために、強力なシトラスクリーナーまたはシンプルグリーンを、防錆剤でコーティングされたすべての表面にスプレーします。取り除く前に、ショップタオルを使用して数分間浸します。防錆のために、露出したすべての金属表面にミネラルスピリットまたはWD-40を塗布することをお勧めします。

重要：粘着残留物によるウェイカバーシールの汚染を避けるため、すべての防錆剤と防錆紙が除去されるまで軸を動かさないでください。

注意：シンプルグリーンでは除去が難しい防錆剤が残っている場合は、ブレーキクリーナーを使用してください。

Initial Assembly

1

付属のハードウェアを使用して、モーターカバー[1]と潤滑油リザーバーカバー[2]を取り付けます。

注記：これらのパネルは、出荷目的で削除されました。

注記：バンプセンサーはモーターカバーに予め組み立てられており、差し込むだけで済みます。

2

バレルコネクタ[1]と[2]が互いに正しく取り付けられ、ロックカラーが完全に締まっていることを確認します。

Pendant Install and RJH mounting

1

付属のハードウェアを使用して、ペンダントの下部に台座取付けブラケット[1]を取り付けます

2

ペンダント[1]を、バケツ[2]アセンブリを台座の上部に取り付けます。

3

電源ケーブル[1]と通信ケーブル[2]および[3]をペンダントに接続し、台座上部の穴を通して下部まで配線します。

注記: 通信ケーブルには、ペンダントボードに一方向にのみ接続するオス側とメス側がそれぞれ1つ付いています。

4

通信ケーブル[2]をペンダント通信ボード[1]に接続します。

注記：ペンダント通信ボードは台座の前にあります。

5

付属のハードウェアを使用して、RJHホルダー[1]をキャビネットの側面に取り付けます。

6

RJH [1]からのRJHケーブルをペンダント[2]の背面に接続します。

Electrical Installation / Shipping Bracket Removal

危険： CNCに必要な電気的作業は非常に危険です。CNC へのすべての電源は、ラインワイヤを CNC に接続する前に、ソースのロックアウトタグアウトをオフにする必要があります。ただし、これがあてはまらない場合、またはこれを行う方法がよく分からない場合は、続行する前に、適切な担当者に確認するか、必要な支援を得てください。必ずAC電圧検出器を使用して入力ラインをチェックし、電源が切断されていることを確認してください。

1

重要：すべてのSR-3015機械にはL15-30Pプラグが付属しているため、10月24日時点では、この手順は必要ありません。

各電源リード線はワイヤーカバーに挿入してください。 3つの電源リード線を電気キャビネット内のメイン回路ブレーカー上部のL1, L2およびL3端子に接続します。

注記: アース線は、キャビネット左上のネジ山スタッド上にあり、フランジナットで固定されています。

注： リード線が実際に端子ブロッククランプに入るようにします。（接続が不十分な場合、機械が断続的に動作したり、サーボの過負荷などの問題が発生したりします。） 確認するには、ネジを締めた後に単にワイヤーを引っ張てください。

2

線路電圧を機械に接続した後、メイン回路ブレーカーがオフになっていることを確認してください。電源を入れます。

デジタル電圧計と適切な安全手順により、メイン回路ブレーカーの3つのすべてのペア位相間のAC電圧を測定します。 

AC電圧は195〜260ボルトでなければなりません

注：広い電圧変動は多くの工業地域で一般的です。動作中に機械に供給される最小および最大電圧を知る必要があります。米国電気工事規定では、平均的な供給電圧の上下 +5％から -5％の変動で機械は動作する必要があると規定しています。線間電圧の問題が発生した場合、または線間電圧の低下が疑われる場合は、外部トランスを使用できます。電圧の問題が疑われる場合は、通常の日中に 1〜 2 時間おきに電圧をチェックして、平均から +5％または -5％以上変動しないことを確認する必要があります。

3

機械の電源を入れて[ZERO RETURN]にした後、Z軸を[SINGLE]にします。

輸送用ブラケットを取り外すには、保持している4つのボルトを外し、Tスロットナットを下から取り外します。

これで、他のすべての軸をホーム位置にして機械のレベリングをプリフォームできるようになりました。

4

電源/位相の検証は、スピンドルを時計回りに回転するように操作して、時計回りに回転していることを確認します。スピンドルが反時計回りに回転する場合は、機械の位相を切り替えます。

注記: この手順は、輸送用ブラケットを取り外した後に実施されます。

Installation

1

注記：開始点として、足を可能な限り低い位置に配置することを推奨します。

機械を水平にするには、必ず足[2]のナット[1]を一番下で止まるまで緩めて下側を上げ、ナットを使用して足全体を回転させて高さを調整します。 

2

脚1、2、3のみを使用して機械を水平にします。機械が水平になっている場合にのみ脚4を接地し、レンチをさらに10度回して圧力をかけます。

3

機械を水平にするには、ブリッジに取り付けられた水準を使用します。機械を移動の中心で水平にしてから、X軸を移動の端までジョグし、それに応じて脚を調整して微調整します。

注記: レベリングは、標準的な気泡水準器を使用して行うことができます。水準器が大きすぎて、図の位置で使用できない場合は、マグベースをブリッジに取り付けてベースとして使用できます。

4

真空ホースホルダーを機械[1]の側面に取り付け、次にスピンドル真空ホースブラケット[2]を取り付けます。

注記：スピンドル真空ホースブラケットは、スピンドルにクランプするセクションが1つあり、もう1つは工具交換のための取り外しが容易なラッチを使用する2ピース設計です。

 

5

スピンドル真空ホースブラケットを取り付けるには、クランプボルト[1]を締めます。

6

最終真空アセンブリ。詳細については、真空ユニットアセンブリのタブを参照してください。